糖尿病
まずは、検査を!!こんな人は注意!
- ●血縁者に糖尿病の人がいる
- ●食べ過ぎ、運動不足である
- ●40歳以上である
- ●ストレスが強い
- ●常に睡眠不足
糖尿病とは
糖尿病とは血糖値の慢性的な高値により、様々な合併症を引き起こす疾患です。症状がなくても合併症が進行していることがあります。合併症は、網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳卒中などの血管合併症にとどまらず、感染症、認知症、癌、骨折、サルコペニアなど、様々な疾患との関連が指摘されています。
人間の血液に含まれている重要な成分の一つにヘモグロビンがあります。ヘモグロビンは主に鉄でできているヘムと、たんぱく質でできているグロビンの2つが結合した成分です。ヘモグロビンは肺で酸素と結びつき、末梢神経を介して全身に酸素を行きわたらせる働きをしています。
酸素と結合して全身に届ける役目のあるヘモグロビンですが、その一方で血液中の糖とも結合しやすいという性質を持っています。このような糖と結合したヘモグロビンには糖の種類によっていくつかの呼び名がありますが、そのうちブドウ糖(グルコース)と結びついたものを特にHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)と呼びます。
現在、日本人の5人に1人が糖尿病ないし糖尿病予備軍と言われています。糖尿病で怖いのが合併症、放置するとどうなるのか?
糖尿病の予防・改善には「血中に余分な糖を増やさない」「インスリンの機能を回復させる」ことが必要です。
糖尿病治療のコツ
早期治療が肝心
糖尿病予備軍の段階でも、メタボリック症候群の合併などによって、動脈硬化が進行している場合があります。糖尿病は早期に治療することで。その後の良好な状態を継続しやすい疾患です。
良好な状態を維持すること
高血糖状態でも、一旦良好な血糖コントロール状態にすれば、その後お薬を減らしても、良好な状態が維持可能になります。一方高血糖状態が長年持続してしまうと、その後の血糖コントロール、合併症予防、進展防止が難しくなります。